どの企業にも企業理念・経営ビジョン等ありますが、私たちは、それを
持たなくなった企業を知っています。 私たちがかつて在籍していた
その企業は、社員数も多く、しっかりした理念やビジョンを持ち、
適度な緊張感がありました。社員間で互いに切磋琢磨し、社内は社員の
意見も飛び交い活気に満ちあふれ雰囲気も良く、業績も業界内では
常に上位でした。 しかし、当時先頭に立っていた社長が病で一線を退き、
後任に就いた外部から招聘された社長は、それまでの理念もビジョンも
なくし、その結果社内から活気は消えていきました。働く目的も見失い、
それまで一緒に頑張っていた仲間が徐々に欠けていきました。私たちが
幾度となく意見し改善策等提案しても相手にされず、思考の相違から
何度も否定され会社に潰されそうになりました。 そんな辛い状況でも、
一緒にいる仲間が前向きに取り組んだり、困難な状況にも立ち向かったり
する姿勢を目の当たりにし、「私たちが心の底から当たり前の企業人
として働きやすい環境を整えたい」と考え、まず自身の行動・言動を
意識改革するところから始めました。 すると相手や仲間への思いやる
気持ちや感謝から調和・協調性が生まれ、覇気ある振舞いが活気になり、
それがその人の成長となることを体感できたとき、一緒にいた6人で
《Oblige》を設立しました。 当たり前のことを当たり前に。はっきり
とした正しい指針を掲げ、人として企業として失敗を恐れず、どんな結果
からも前向きにフィードバックし、貪欲に学び続けることで、その人
ならではの気づきや成長が実感できるはず。 一人ひとり、価値観や考え方
は違うけれど、誰もが「経験や努力によって成長できる」という
ポジティブな思考を持っていれば、そのチームや組織は強くなる。
日々楽しみ、学び続けながら、私たち《Oblige》は人とのつながりを
大切に、何より「人」を大事に出来る企業でありたいと考えております。